持続可能な地球環境づくりに向けて

新進では、基本方針に基づき、全事業所において地球環境保全及び省資源、省エネルギーに関する施策を講じ、持続可能な地球環境づくりに貢献しております。

群馬県環境GS (ぐんまスタンダード)認定制度に登録

群馬県では、地球温暖化対策に資する事業活動を推進し、地球温暖化対策に取り組む県内事業者が社会的にも評価されるための仕組みとして、 「群馬県環境GS (ぐんまスタンダード)認定制度」 を制定していますが、群馬県内に主力工場を有する㈱新進もその一員として登録しており、その活動に積極的に参加しています。 また、社員を群馬県地球温暖化防止活動推進員として登録し、群馬県の行う群馬県地球温暖化対策推進計画 (通称コツコツプラン) の実施に協力しています。

環境への取り組み具体例

新進では、基本方針に基づき、全事業所において地球環境保全及び省資源、省エネルギーに関する施策を講じております。 以下に具体的事例をご紹介いたします。

海外原料輸送用にプラスチック製の通い容器を使用しております 。 以前は使い捨て木箱のみを使用し、輸送の都度、焼却廃棄をしておりましたが、この容器で繰り返し輸送し、焼却によるCO2排出を極力抑えております。また、簡単な組み立て式なのでスペースを取らずに現地に送り返し、輸送による負荷においても配慮されたものとなっております。

2020年度消費者プレゼントキャンペーンに景品として採用されたショッピングバッグ。レジ袋の使用を減らし、CO2削減に貢献するマイバッグの推進をPRしました。

新進では、お漬物製品の包装袋(「食彩ぷらす」シリーズなど)を従来よりも縮小しプラスチック原料の使用を削減することで省エネルギーや包装材の製造時や焼却時に発生する温室効果ガスの削減(※)に取り組んでおります。
また植物由来のバイオマスインキも一部使用するなど地球環境対策をさまざまな製品づくりの過程で考慮しております。
(※お漬物の小袋(食彩ぷらすシリーズ)は包材の縦幅を10㎜短くし、従来の漬物小袋よりもプラスチックを0.2g/個 減量することで、10アイテム総量の焼却時排出CO2を年間約7.7t(全量焼却の場合)削減することになります。)


総社工場廃水処理施設より排出される余剰汚泥から有機菌体肥料を生成しております。

総社工場では濃厚排水よりメタンガスを生成し、ボイラー燃料として再利用をしております。



製品のパッケージやパンフレット等の印刷物に植物由来のバイオマスインキの使用を進めております。

関係会社の取り組み

◇北海道新進アグリフーズ株式会社 廃棄物削減への取り組み

株式会社新進の100%出資子会社である北海道新進アグリフーズ株式会社は北海道産の新鮮で良質なジャガイモ(「北アカリ」「男爵」「トヨシロ」「北海コガネ」など)を、皮を剥いて真空パックしたチルドポテトに加工し、外食産業や食品企業向けに出荷しています。加工の際に大量に排出されるジャガイモの皮を飼料や肥料のリサイクル原料として搬出し、廃棄物を極力減らす製造を行っています。