春の行事に大活躍!桃の節句・卒業・発表会 お花見ちらし弁当

材料

3〜4名分

  • 五目いなり寿司の素・・・1袋
  • ご飯・・・約400g
  • 錦糸玉子・・・適量
  • 桜でんぶ・・・適量
  • 絹さや(茹でておく)・・・適量
  • 刻みのり・・・適量
  • しょうが・・・適量

作り方

1.ご飯と五目いなり寿司の素をよく混ぜ、具を散らす。
2.生姜を添える。

ひな祭り

雛祭りは女の子の健やかな成長を願う、日本では長い歴史を持った行事でありますが、この雛祭りの起源は、中国の「曲水の宴」という厄除けと不浄をのぞく目的の行事と、日本古来から伝わる「祓え」という罪や不浄を清める信仰が融合して発祥したという説が有ります。曲水の宴は平安時代の頃から日本でも貴族たちの間で優雅な儀式として3月3日(上巳の日)に行われるようになりましたが、紙人形などに穢れを移し、船に乗せて川に流す儀式としても庶民の間に次第に広まって行きました、今でも京都の下鴨神社で行われる「流し雛」の行事などにその名残(なごり)を見ることができます。

現在のような「飾り雛」の形になったのは、江戸時代に徳川秀忠の娘「東福門院」が、自分の娘のために作った雛が始まりとされているようです。 また、ひな祭りが桃の節句とも言われるのは、その時期が桃の開花時期であることや、桃が昔から邪を祓う霊木の一つとされていて「生命力」「不老」「平和」の象徴であることに由来します。祭りの行事に欠かせないお菓子である“ひなあられ”の白、赤、緑の色にも意味があり、その白は大地、赤は生命、緑は木々を象徴していると言われています。

こんな奥深い由来から脈々と伝えられてきた雛祭りですが、現代では、一家だんらんで雛壇を背景にお寿司などのごちそうを囲む、明るく楽しいお祭りになっていますね。