「常に安全・安心でおいしい商品をお客様へ」。
そうしたモットーを実現する上で、鍵を握っているのが素材の調達です。「新進」では、安全・安心で高品質な素材の安定確保に向け、日本国内をはじめグローバルな野菜原料の調達ネットワークを築いてまいりました。食卓に彩りを添える、おいしいお漬物や各種お惣菜、それは安全・安心で品質の高い素材が確保できてはじめて製造できます。
丹精込めて育てた良質な野菜を、新進が真心こめた商品に仕上げ、全国の皆様にご提供できるのも、全ては野菜を大事に育てていただいている農家さんのおかげだと私たちは考えています。
「新進さんとは、30年来のお付き合い。新進ブランドの商品製造に必要な、安全安心な野菜をお届けできるよう頑張っています」と語る仕入先のS・Fさん。
素材となる野菜は、新進の購買担当者が日本全国の産地まで足を運び、生産者の方々と密接な関係を築きながら、旬のものや、さまざまな製品に合う良質な野菜を仕入れています。産地視察に始まり、農薬検査などの品質検査で自社基準をクリアした素材のみを購入しています。また、農家さんと共に野菜の品質向上のための栽培方法を模索したり、新しい品種の育成にチャレンジすることもあります。まさに新進の商品は、新進と農家さんとでつくった1つの作品と言えます。
親子2代で新進を支え続けていただいているY・Eさんご家族。
さらに「新進」では、早くから素材調達のグローバル化にも着手しました。
当初は、日本の野菜との微妙な違いや品質に対する考え方の違いなどから、期待する品質の野菜ができず苦労しました。
しかし、安全・安心でおいしい漬け物を製造するのに妥協は許されません。品質の管理や栽培に関する条件などを徹底して指導。長きにわたる歳月をかけて、当社のこだわりに応える野菜を生産できる体制を築いてきたのです。現在では、日本国内をはじめ中国や東南アジアなど、安全・安心で品質の高い素材の調達ルートが着実に拡がっています。
素材の受け入れでは、徹底した品質管理に努め、目視と機器による成分分析等の確認を行ったのちに工場内へと運ばれます。素材は、工場に入荷してから製品になるまで、HACCPの手法等に基づいた温度管理をはじめとする品質管理を徹底。製品の種類に応じた適切な保管方法や製造など、長年の経験やデータの蓄積から導き出した工程管理基準し、衛生的で安全・安心が確保できる商品に仕上げています。
●原料受入
野菜はさまざまな産地から運ばれます。入荷された野菜は受け入れ検査を行い、適切な保管と次工程への受け渡しをしています。
●素材の保管・管理
冷蔵・冷凍、素材の鮮度をおとさないよう、最適な空間で保管管理を行っております。
●残留農薬の分析
原料はポジティブリスト制度にも対応するため、残留農薬の分析検査なども行っております。