新進の歴史、それは
チャレンジの歴史でもありました。

第5章 2000年(平成12年)〜 永続する企業を目指して
品質・環境の国際標準を認証所得

国際社会では、企業が社会に存続できる基準として業務のマニュアル化による高品質な企業活動や地球環境保全に向けた企業活動が取引の面でも必須となっています。
新進においても各部門が一致団結し、それまでの職人的な作業の流れをマニュアル化することで2000年(平成12年)、新進は品質保証の国際標準「ISO9001」を認証取得しました。
続いて2002年(平成14年)には環境管理の「ISO14001」を認証取得し、地球環境に配慮した持続可能な事業活動を推進すべく船出したのです。

「ISO14001」現場審査風景(撮影2007年)

社内カンパニー制の導入

2002年(平成14年)、新進は権限委譲による経営の迅速化と効率を優先し企業内部の活性化を図る目的で、3つのカンパニー(マネジメント、食品、食材)から成る社内カンパニー制を導入しました。
カンパニー制は新進各部門の経営戦略の迅速な発動や、人材など経営資源の充実に大きく寄与した後、時代に即した新たな組織改編を行い、2012年(平成24年)、その役目を終えました。

北海道新進アグリフーズ株式会社の設立

2006年(平成18年)、新進は北海道千歳市において新規事業であるジャガイモの加工を行う「北海道新進アグリフーズ」を子会社として設立し、豊富に生産される北海道産のジャガイモを皮むきしてパック詰めした『チルドポテト』の販売を開始いたしました。工場はその後、函館市に移転し、今日まで毎年増産を続けております。
この製品は皮むきの手間と廃棄物の軽減、そして調理時間の短縮などに大きく寄与しています。また、地元北海道の豊富な品種を用意して幅広いメニューへの対応が可能なため、外食事業者など多くのお客様に高い評価を頂いています。

チルドポテト1kg

ニョッキ

子会社「九州新進株式会社」の新工場落成

2011年(平成23年)、新進の子会社「九州新進株式会社」の新工場が鹿児島県姶良市に落成し、最新鋭の工場設備と地の利を生かした原料調達でさらなる事業の発展を期待する声が高まっています。
九州新進では野菜原料の仕入れに関し、その栽培履歴から納入までの徹底した履歴管理を実施し、また地場産業振興や雇用確保などにも積極的で、農家と企業、地方自治体の連携した事業活動のモデルケースとして全国的にも高く評価されています。

九州新進(株)外観

ホテル事業への参入

2012年(平成24年)、新進ではホテル事業を営む「アキバキャビン株式会社」を設立し、翌年2013年6月には、旧本社ビル跡地にコンパクトホテル「ファーストキャビンAKIHABARA」をオープンしました。(現在、事業は終了しています)

「ファーストキャビンAKIHABARA」 (撮影:2013年)

株式会社塩野を子会社化

2013年(平成25年)、新進は埼玉県川越市の漬物製造業者「株式会社塩野」を100%子会社とし、その高品質な沢庵製造技術をもって新進グループ沢庵製造拠点のひとつとしました。
関東地方の大根を主な産地とした昔ながらの『東京たくあん』は多くの顧客に愛されている逸品です。最近では浅漬タイプの製品が主力になりつつあり時代の変化に対応した製品づくりに努力しています。

子会社化した(株)塩野

ロングセラー商品『東京たくあん』

B to C事業への展開

2014年、川越市(蔵造りの町並み)にジェラートなどのスイーツを中心に販売する「川越パターテ」をオープンさせました。一般のお客様へのお客様相手の事業は上州森のビール以来ではありましたが、時代の流れもあり、新進もBtoC事業へのアプローチを積極的に模索し始めました。その後2017年には北海道函館市に「函館パターテ」を出店し北海道産のジャガイモを素材にしたニョッキやコロッケなどを100%子会社「パターテジャパン株式会社」ブランドとして販売。そのほか、100%子会社の「新進物産株式会社」と協力して高速自動車道のサービスエリアや、地方特産イベントなどでこれらパターテジャパンブランドの販売を続けております。

2021年には函館パターテは、函館金森赤レンガ倉庫で営業を開始し、各種地産商品が地元や観光客の皆様に好評を博しております。

 

川越パターテ(撮影:2017年)

抹茶とサツマイモのジェラート

東北自動車道蓮田SAのPATATE KAWAGOE

函館パターテ(撮影:2017年)

ニョッキ各種

ジェラート

絶品!!函館コロッケPATATE
(撮影:2021年)

金森赤レンガ倉庫店とコロッケ

ニョッキ

海外事業への更なる展開

海外事業への更なる展開近年の気候変動に大きく影響を受ける野菜産地の確保と、加工食品の多様化に対応するための施策として、海外にも広く視野を向ける必要が出てまいりました。
2014年農業資源の豊富なミャンマーにて乾燥野菜加工事業を営む「ミャンマーベル社」と合弁で
「Myanmar Belle Shin-Shin Foods Co.,Ltd」を設立し、乾燥野菜の製造販売事業に着手いたしました。
さらに2015年には冷凍野菜の加工企業「Myanmar Agri Foods Co.,Ltd」を、ミャンマーベル社を含め6社合弁で設立しました。

Myanmar Belle Shin-Shin Foods設立に調印する
ミャンマーベル 
イエ・ミイン・マウン社長と新進籠島正直社長
(撮影2013年)



Myanmar Agri Foodsの設立式典の様子
(撮影2015年)

五代目社長 籠島正雄の就任   食文化とアミューズのあくなき想像に向けて

籠島正雄社長_4147

2016年(平成28年)籠島正雄が代表取締役社長に就任し、若々しいエネルギーに満ちた新体制がスタートしました。

創業者の精神「立ち木を斧で切り開いて進む」という言葉とともに、一貫して世の中の食文化の発展に努めてきた先達たちの熱い思いが120年を越える重みの中には生き続けています。伝統を守りつつ、積極的な新技術の開発に挑戦し、お客様にご満足頂ける商品やサービスを提供すべく、 新進は前進を続けます。
企業の平均寿命が30年と言われる今日、私たち株式会社新進はお客様や社会と共に、150年、200年と継続していく企業でありたいと願っています。